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Indiegogo専用のクラウドファンディング・ソーシャルメディア・チェックリスト
Indiegogo専用のクラウドファンディング・ソーシャルメディア・チェックリスト
このチェックリストには、フォロワーを増やし、オーディエンスを喜ばせるためのベストプラクティスをご紹介します。
クラウドファンディングのキャンペーンを立ち上げ、ソーシャルメディアに宣伝する準備が整いました。さて、どうするのでしょうか?キャンペーンの最初から最後まで、明確で、魅力的で、一貫性のあるメッセージを伝えるには、事前に周到な計画を立てておくことが重要です。
具体的なアプローチはキャンペーンの種類によって異なりますが、一般的なキャンペーンの推奨ソーシャルメディア利用方法をまとめました。このチェックリストを参考に、フォロワーを増やし、オーディエンスを喜ばせるためのベストプラクティスを実践してください。
1. プレゼンス監査
ソーシャルメディアでは、明確で一貫したメッセージを伝えることが重要です。製品関連のアカウントや個人的なアカウントなど、すでにソーシャルメディア上にプレゼンスを確立しているはずです。既存のソーシャルメディア・ポストを徹底的に監査することで、すべてのメッセージングが完全に調和するようにします。(注:ゼロから始める場合は、ステップ2へ進んでください)。
- 製品関連アカウント(Facebook、Twitter、Instagram、Linkedinなど)については、以下の件数を記録して下さい:
- 各プラットフォームでのメッセージの送信数
- 各プラットフォームのフォロワー数
- 各プラットフォームでの紹介トラフィック
- 各プラットフォームでソーシャルメディアから最も訪問されたページ
- 各プラットフォームのSWOT分析を行う(詳しくは「プロからの一言」ご参照ください)
- 自己紹介を見直す
- 製品関連のアカウントでは、メッセージングがプラットフォーム間で一貫していることを確認する。
- 個人アカウントでは、キャンペーンページへのリンクと、製品の一文説明を追加する。
- 偽者のアカウントを探す
- 偽者のアカウントに遭遇した場合は、報告する
- Facebook、Twitter、Instagram、Linkedinのアカウントをお持ちの場合、それらを検証する
- 他社製品を調査する
- どのプラットフォームを使用しているのか?
- どのようなメッセージをポストしているか?
プロからの一言:
SWOT分析(「Strength – 強み, Weakness – 弱み, Opportunity – 機会, Threat – 脅威」の略)は、自社の優れた点と改善できる点を理解するための有効的なツールです。SWOT分析の実施方法については、こちらの資料をご参照ください。 |
2. 目標を立てる
そもそも、なぜソーシャルメディアにポストするのでしょうか?オーディエンスを増やすためですか?潜在的支援者からのフィードバックを得るためですか?事前販売を行うためですか?あなたの目標は、その手段を決定しますから、事前作業は、将来の成功に不可欠です。
- ステップ1の監査を振り返る
- 過去にどのようなポストが有効だったのか?
- 誰があなたと交流しているのか?
- あなたのソーシャルメディアのプレゼンスは、他社と比べるとどうなのか?
- 何が重要かを決める
- あなたの包括的なビジネス目標は何か?
- ビジネス目標をサポートするソーシャルメディア指標は何か?
- 目標を書き出す
- 目標の例:ブランド認知度の向上、ブランドの評判管理、コミュニティーの確立、コンバージョンや セールスの増加、マーケットインサイトの獲得など
- これらの目標が、あなたの包括的なビジネス目標に合致しているかご確認ください
- 目標をSMARTにする(詳しくは「プロからの一言」ご参照ください)
プロからの一言:
SMARTゴール(「Specific – 具体性、 Measurable – 計量性、 Achievable – 達成可能性、 Relevant – 関連性、 Time-Bound – 期限」の略)を設定することで、自分を向上させ、方向性を与え、目標を明確にすることができます。SMARTゴールの設定方法については、こちらの資料をご覧ください。 |
3. プラットフォームを選択する
大半の事柄と同じで、ソーシャルメディアは量ではなく質が重要です。すべてのプラットフォームに参加し、高品質のコンテンツを作り続けることは難しいので、クラウドファンディングの初期段階で、どのプラットフォームに重点を置くかを決めておくのは大事です。
- 視聴者を探す
- どのプラットフォームがあなたのオーディエンスに最も人気なのか?
- あなたのオーディエンスにとって、あまり重要でないプラットフォームはどれか?
- 各プラットフォームのために、ミッション・ステートメントを書く
- 一文の目標があれば、ステップ2の目標に集中できる。
- あるソーシャル・メディア・プラットフォームのミッション・ステートメントが作成し難い場合は、そのプラットフォームに時間を投資するのを再考した方がいいかもしれない。
- 使用したいプラットフォームを決める
- アカウントを設定する
- アカウントを設定する
- 適切なプロフィール項目をすべて入力する
- プロフィール説明文に、視聴者によく使われるキーワードを追加する。
- プロフィール写真とブランディングは、すべてのチャンネルで一貫し、使用する。
4. コンテンツを作成し、ポストする
ソーシャルメディア上の活動は大量にあり、そのノイズに製品の宣伝が埋もれてしまっているように感じられるかもしれません。しかし、ターゲットとするオーディエンスと明確なブランド・ポジショニングがあれば、最初の支援者を見つけるだけで突破口を開くことができます。魅力的なコンテンツの秘訣は、一貫した投稿スケジュールと高品質のコンテンツです。そのため、1週間を通して何度も投稿し、週ごとに同じペースで投稿することを心がけましょう。
- あなたの製品のバリュープロポジションを理解する
- あなたの製品が、他社の製品にない機能・特徴は何?
- トーンを確立する
- 潜在的支援者にとって、ブランドが信頼し難いのに、人は信頼し易いはずです。そのため、人々が共感できるようなトーンを確立するのは大事。
- トピックを決定する
- 最も自信があり、伝えたいことは何?
- リソースを理解する
- 実際に作成できるコンテンツはどれくらいか?
- 各プラットフォームにどれくらいの頻度でポストできるか?
- ソーシャルメディアの成功事例を調べる
プロからの一言:
フォロワーに、キャンペーンの支援方法について教えるのが大切です。しかし、誰もソーシャル・メディアのフィードにセールスの宣伝を浴びせられたいとは思っていません。Indiegogoは、「80/20の法則」をお勧めいたします。「80/20の法則」とは、80%のポストで教育し、情報を提供し、楽しませ、残りの20%のポストでキャンペーンを直接宣伝する法則です。 |
5. コンテンツのプロモーションを行う
名前通り、ソーシャル・メディアは、他のプロモーションとは異なり、ソーシャルなものです。コンテンツをポストしたら、できるだけ多くの人に見てもらいたいですから、早目に、そして頻繁にプロモーションを行うことは必要です。
- 他人をタグ付けする
- メディア関係者やインフルエンサーなど、ターゲットとしたいアカウントにタグを付ける。
- 他人と交流する
- すべてのコメントに返信する必要はないが、確実に役に立つ。
- 製品をシェアするよう、支援者に呼びかける
- 支援者は、製品の価値を熱烈に信じ、製品の成功に投資している。 だから、支援者にリポストしてもらうとお願いすることを忘れないでください。
- 製品に誇りを持つ
- キャンペーンのプロモーションは、頑張りの結果を紹介する工夫ので、誇りを持つ。
- ハッシュタグの使いすぎに注意
- ハッシュタグは1つのポストにつき1つか2つで十分。それ以上になると、ユーザーの反応に悪影響を及ぼす可能性がある。
- ポスト制限を設ける
- 定期的にポストすることで視聴者を確保できる。しかし、1日2回以上になると、フィードがオーバーフローする可能性が高くなってしまう。
- 他のプロモーションチャンネルを利用する
- ソーシャル・キャンペーンへのリンクは、メールニュースレター、ランディング・ページ、そしてもちろんキャンペーン・ページにも追加すると効果的になる。
6. 予算を立てる(オプション)
リーチを広げるための予算があれば、有料のソーシャル対策は、キャンペーンの認知度を高める効果的な方法となります。ソーシャル広告、ソフトウェアツール、有料のインフルエンサー言及など、ソーシャルプレゼンスを高めることで、キャンペーンを次のレベルへと引き上げられます。
- 予算を決める
- 貴社のマーケティング総予算はいくら?
- マーケティング予算の15-25%をソーシャル・メディアに割り当てる準備をしてください。
- ソフトウェアのニーズを把握する
- 一般的な支出カテゴリ:コンテンツホスティング、編集ツール、分析ツール
- 有料広告のチャンネルを選択する
- 適切な視聴者がたくさんいるプラットフォームは何かをよく思考するのは非常に大切。
- QuoraやWikihowなどの小規模なプラットフォームは、費用対効果の比率が大規模なプラットフォームよりいい場合もある。
- 協力したいインフルエンサーを選択する
- ソーシャル対策上必要であれば、インフルエンサーは信頼性を高めることだけでなく、リーチを広げることもできる。