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クラウドファンディングの始め方
クラウドファンディングの始め方
幅広いオーディエンスを対象に資金調達をしたい方、北米市場をはじめとする海外市場で新製品のコンセプト検証したい方など、クラウドファンディングの活用方法は人様々です。
製品やサービスのアイデアは既にあるけれど、クラウドファンディングをするにはまずは何から始めたらいいか分からないという初心者の方に、多くの起案者が見落としがちな大事なはじめのステップをご紹介します。
クラウドファンディング成功者が行っている最初のステップ
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プレゼンの計画を立てる
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目標を設定する
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キャンペーン期間を決める
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購入者特典を考える
1. プレゼンの計画を立てる
Indiegogoでは、皆さんのクラウドファンディングキャンペーンを、世界中に広げるための様々な機会を提供しています。これにはキャンペーンの内容(文章)、ビデオ、ギャラリー(写真)などが含まれます。それらが個性的なものになるように心掛けましょう。例えば、なぜあなたがこのプロジェクトに情熱を注いでいるのか、説得力のあるストーリーを考えてみてください。他の方があなたのキャンペーンをサポートしたくなるようなプレゼンになるように構成しましょう。 ターゲットとなる人の立場になって考えてみるのがポイントです。また、プレゼンの内容やビデオに対して、常に周りの人からフィードバックをもらうようにしましょう。
2. 目標を設定する
〜まず初めに〜
資金調達方法、Flexible Funding (フレキシブルファンディング)とFixed Funding (フィックスドファンディング)の違いを理解しましょう。
プロジェクトを実現するためにどれくらいの費用がかかるのかをしっかりと理解しておきましょう。物理的な商品を特典として提供している場合は、製造コストや送料を考慮してください。達成目標金額の約30%は、あなた自身のネットワーク(友人、家族など)を活用して集めることをお勧めします。あなたの知り合い以外の支援者は、この最初の30%の数字を見て、興味を引かれ、あなたのキャンペーンをサポートしたくなるでしょう。現実的な達成目標は、キャンペーン成功の鍵を握るため、よく考えて設定することが重要です。現実的な目標数値は支援者からの信頼を高めます。
キャンペーン開始後は資金調達方法の変更ができないため、事前にFlexible型とFixed型どちらでキャンペーンを始めるか決めておきましょう。
3. キャンペーンの期間を決める
キャンペーン期間を長く設けたからといって、より多く支援金が調達できるとは限りません。逆に期間が長すぎると緊張感がなくなるため、支援の伸びが続きにくくなります。 効果的なキャンペーン期間は40日です。キャンペーン終了日から実際に集めた資金が必要になる日までには、必ず2週間の期間を空けるようにしましょう。
4. 購入者特典を考える
キャンペーンに直接関係あるもので、購入者特典としてバッカー(支援者)に提供できるものはありますか?キャンペーン期間中に提供できる特典を考えて、 バッカーコミュニティを活性化させましょう。 特典になりうるものは多数ありますが、以下が例になります。:
- ガジェットや ゲームなどの物理的なものかつ(もしくは)デジタルで提供できるもの。
- 個人の名前が言及されたツイート、FacebookやInstagramの投稿
- 特別なお礼の手紙やビデオ
- 目に見える場所に支援者の名前を掲げる。例:レストラン店内の壁など。
- 支援者の名前での寄付活動
- 割引クーポン
- キャンペーンやあなたの会社をフィーチャーした写真、マグカップ、Tシャツ
また、特典を考える際に以下の点にご注意を:
- 特典を作成する際には、必要な手順を理解し、制作(製造)と配送にどれくらいの費用がかかるかを正確に把握しておきましょう。
- 製造工場(業者)に見積もりを依頼する際には、送料を忘れないようにしましょう。
- 特典が支援者の手元に届くまで十分な時間を確保しましょう。配送してから購入者特典が支援者のもとに到着するまでに、予想以上に時間がかかる場合があります。
- 購入者特典がIndiegogoの利用規約に違反していないことを確認してください。Indiegogoでは法律で義務付けられた一部のもの(くじ、武器、麻薬、ポルノ)を禁止しています。規約違反を避けるために、利用規約の全文をお読みください。
以上が、クラウドファンディングを始める際に考慮したい初めのステップになります。
Indiegogoでは、クラウドファンディングをこれから始めたい方の為に、キャンペーンの計画チェックリストを無料で配布しております。
ご興味のある方はこちらからお申し込みください。